この記事で解決すること
「未読メールが100件溜まっていて、どれから読めばいいか分からない」
AIを使えば、大量のメールや通知を自動で要約・優先順位付けできます。
方法1: GmailのGemini要約機能を使う
2026年現在、GmailにはGeminiが統合されています。GeminiとGoogle Workspaceの連携についてはGemini × Google Workspace活用術で詳しく解説しています。
できること
- 長いメールスレッドを1行で要約
- 「このスレッドの結論は?」と聞ける
- 返信文の下書きを自動生成
- 重要度の高いメールをハイライト
使い方
- Gmailを開く
- 長いスレッドの上部に表示される「要約」ボタンをクリック
- Geminiがスレッド全体を読み取り、要点をまとめてくれる
例:
10通のやり取りがあるスレッド
→ 「田中さんが4/25の会議を4/28に変更提案。鈴木さんが承認済み。
会議室はB-3に変更。資料は佐藤さんが準備中。」
方法2: ChatGPTにメールを要約してもらう
Geminiが使えない環境でも、ChatGPTで同じことができます。ChatGPTをまだ使ったことがない方はChatGPTの始め方ガイドを参考にしてください。
基本のプロンプト
以下のメールの要点を3行以内で要約してください。
アクションが必要な場合は、誰が何をすべきかも教えてください。
---
(メール本文をここに貼り付け)
---
複数メールを一括処理
以下の5通のメールを読んで、以下の形式で整理してください。
| 件名 | 送信者 | 要約(1行) | 要アクション |
|---|---|---|---|
---
メール1:
(本文)
メール2:
(本文)
...
優先順位を付けてもらう
以下のメールを緊急度順に並べ替えてください。
判断基準:
- 締め切りが近いもの
- 返信を待っている人がいるもの
- 金額に関わるもの
---
(メール本文を複数貼り付け)
---
方法3: Slackの通知をAIで要約する
Slack AI(有料プラン)
Slack AIを使えば、チャンネルの未読メッセージを自動要約できます。
「#プロジェクトA チャンネルの今日の要約を見せて」
→ 「本日の主な議論:デザイン案Bに決定。納期は5/10。
田中さんがワイヤーフレームを5/2までに共有予定。」
ChatGPTで代用する方法
Slack AIが使えない場合は、未読メッセージをコピーしてChatGPTに貼り付けます。
以下はSlackチャンネルの今日のメッセージです。
以下の形式で要約してください。
1. 決定事項
2. 未解決の議論
3. 自分へのメンション・依頼
4. 明日までにやるべきこと
---
(メッセージを貼り付け)
---
方法4: ニュースレターを自動要約する
毎朝届く大量のニュースレターも、AIで効率化できます。
以下のニュースレターから、AI・テクノロジー関連のニュースだけを
抽出して、それぞれ1行で要約してください。
---
(ニュースレター本文を貼り付け)
---
日常での活用フロー
朝のルーティン(15分→5分に短縮)
- Gmailを開く → Geminiの要約で重要メールを把握(2分)
- Slackの未読 → AI要約で今日のタスクを確認(2分)
- 返信が必要なメール → AIに下書きを作ってもらう(1分)
メールの下書き作成についてはChatGPTでメールテンプレートを作る方法で詳しく紹介しています。
会議前の準備
以下のメールスレッド(15通)を読んで、
今日の会議で議論すべきポイントを3つにまとめてください。
また、未解決の論点があれば教えてください。
注意点
- 機密情報をAIに入力する際は社内ルールを確認する
- AIの要約が重要な情報を見落としている可能性がある(重要な判断は原文確認)
- 自動化しすぎると、ニュアンスや感情を見落とすことがある
- 個人情報を含むメールの取り扱いには注意する
会議前の準備には、議事録の要約も役立ちます。ChatGPTで議事録を要約する方法もあわせてご覧ください。
よくある質問(FAQ)
Q: 機密情報を含むメールをChatGPTに貼り付けても大丈夫ですか?
A: 社内のセキュリティポリシーを必ず確認してください。ChatGPTの入力内容がAIの学習に使われる設定になっている場合があります。機密性の高い情報は、社内で承認されたツール(GmailのGemini機能など)を使う方が安全です。
Q: GmailのGemini要約機能は無料で使えますか?
A: Google Workspaceの有料プランに含まれている機能です。個人のGmailアカウントでも一部の機能は利用できますが、フル機能を使うにはWorkspaceプランが必要です。
Q: AIの要約で重要な情報が抜け落ちることはありますか?
A: あります。AIの要約はあくまで補助ツールです。重要な判断に関わるメールは、要約だけでなく原文も確認することをおすすめします。
Q: Slack以外のチャットツール(Teamsなど)でもAI要約は使えますか?
A: Microsoft TeamsにもCopilotによる要約機能があります。それ以外のツールでも、メッセージをコピーしてChatGPTに貼り付ける方法で代用できます。
まとめ
- GmailのGemini機能で長いスレッドを一瞬で要約できる
- ChatGPTに複数メールを貼り付けて一括処理も可能
- Slack通知もAIで要約すれば未読の山から解放される
- 朝のメール処理を15分から5分に短縮できる
あわせて読みたい
関連リソース
仕事効率化をもっと学びたい方へ: